みなさま、先日のアップル発表会「unleashed」はご覧になりましたか?
もちろんコータローはリアルタイムで拝見しました笑
もう世の中M1 ProとM1 Max搭載の新型MacBook Proの話題で持ちきりな感じですね。
以前コータローが書いた記事でもこうなるんではないかと予想はしていましたが、ここまですごいものが出るとは思っていませんでいた。
当時の予想は当たっている部分もあれば、全く外れていた部分もありますね。
(今見ると相当恥ずかしい…)
新型MacBook Proの詳細については、このブログよりもより詳細にまとめている記事がたくさんあると思うので、そちらをご覧いただくとして、ここではコータローがどう思ったのか、又どれを買ったのかについてお話ししていきたいと思っています。
新型MacBook Proを見て、どう思ったの?
まず第一印象で思ったのは、
「あれ?デザインが昔に戻った?」
でした。
ちょうど2011年〜2012年くらいのMacBookってあんな感じのデザインでしたよね。
最近のAppleにしては野暮ったいデザインだなと思ったのが個人的な感想でした。
最近の新型機はiPad ProやiPhoneシリーズのようにフラットエッジでシンプルな面構成のものが多かったですが、今回のMacBook Proは底面が丸くなっていて、なんとなく古いMacBook Proを思い出す印象。
もちろん側面の端子の多さもありますが、スタイリッシュさはあまり感じないですよね。
性能に関しての感想は?
それはもうびっくりしましたよ。
M1が出た時にも驚いたのに、2種類のプロ向け新たに出してきて、さらに性能もよくわからない領域まで伸ばしてきました。
完全にintelやAMDを引き離しにかかっているなと思いました。
コータローは仕事でMacBook Pro(15インチ Mid 2015)を使っているので、その性能の変化にはもうびっくりです。
端子に関してはどう思った?
端子に関しては、多少複雑に感じています。
まず、USB-Cが増えたことについては非常に喜ばしいことだと思っています。
ただ、MagSafeが本当に必要だったのか、HDMI端子が本当に必要だったのかは正直疑問です。
MagSafeに関してですが、コータローが使っているMacBook ProはちょうどMagSafe2 採用機なので、MagSafeに関してより身近な立場なのですが、MagSafeはiPhoneにとってのLightningのような疎まれる存在になりそうだなぁと思っています。
もちろん要求される電力量が大きいなどの理由はあるのかもしれませんが、それでも新たな端子を作ってほしくなかったなぁと思っています。
HDMI端子についても同様です。
AppleがUSB-Cのみに統一し始めたおかげで、サードパーティのディスプレイなどはUSB-C端子を搭載し始めて、USB-Cを使えば映像出力と充電、各種USBハブ機能が使える機種などが増えてきているのに、ここでまたHDMIを搭載し始めてしまうと、そういった製品の仕様がバラけてしまう気がします。
今回HDMI端子が搭載されたことで、「仕事でプレゼンする人がプロジェクターに接続するのが楽になっていい!」とレビューしている人がいますが、正直、MacBook Proを持ち歩く人はHDMIが使えるアダプターを持っていると思うので、正直今までもプロジェクター使うの困らなかったと思うんですよね。
さらに言えば、時間はかかると思うんですが、今後プロジェクターも、テレビも、レコーダーもUSB-Cに統一される未来もあったのかなと思うんですよね。
ただ、SDカードリーダーに関しては、歓迎したいと思っています。
SDカードリーダーはもちろんカメラなどの外部機器のデータ移行にも使えますし、SDカードを外付けストレージとして本体ストレージの補助として使うこともできるので、本体購入時のストレージ容量を削減できる要因にもなるので、初期投資を抑えたい人にも歓迎されると思うんですよね。
コータローもMacBook ProのSDカードリーダーはよく利用しています。
ディスプレイはどう?
多くのリークや予想通り、14インチと16インチになりましたね。
今までの13インチのサイズとほぼ変わらないサイズで14インチの作業領域が確保されるのは非常に魅力的だと思います。
賛否両論あるノッチに関しても、普段は上部のメニューバーの一部になるので、関係ないですし、フルスクリーンを使用した際には、ノッチまで含めてベゼルになるようなイメージで動くようなので、正直ノッチを意識するタイミングはそんなにないのかなと思っています。
120hz駆動のProMotionディスプレイに関しては、使うアプリによってメリットの感じ方が違うのかなと思っています。
正直120Hz端末(iPad Pro 12.9)を使用していますが、そんなに感動はありません。
ミニLEDディスプレイについては実物を見ないとなんとも言えませんが、M1搭載のiPad Proを店頭で触ってみた限りではそんなにすごい違いは感じませんでした。
(違いのわからない男…ダバダー♪笑)
じゃ、結局MacBookは買い換えないの?
結論から言うと、新型MacBook Proの発表を見た後に、M1 Macbook Airのカスタマイズモデルを購入し、今はそのMacBook Airからこの記事を更新しています。
実は、過去記事ではM1 MacBook Airは購入せず見送ると書いていたのですが、新型MacBook Proの発表を見たら完全に心変わりしてしまったというか、Appleの方針が完全に理解できたので、M1 MacBook Airを購入した形になります。
前に言っていたこととかなり矛盾しているとは思うのですが、現在M1 Macbook Airを使い始めて4日くらい経過していますが、控えめに言っても感動しています。
今更ながらM1 Macbook Airを購入するのは非常に有りだとお伝えしておきます。
Apple社の方針って?
この記事の冒頭でも書いたように、ビックリするような性能の向上ですよね。
すでにベンチマークも出始めていますが、2019年のデスクトップMacのフラッグシップ機に食い込む性能が出ています。
1.6kg程度のラップトップPCですよ?
ゲーミングPCと呼ばれるような檄重PCじゃないです。
Mac ProとかiMac Proに並ぶ性能と考えると最高スペックが70万円と聞いても安く感じてしまいます。
ただ、性能が高過ぎて要求される電力が大きいのかMagSafeがついています。
端子も多くなりました。
USB-CだけでなくHDMI端子もつきました。
本当のプロ向けになったんです。
正直簡単な4K映像編集をするレベルの人向けではなく、映画制作や3Dモデル、VRなどの檄重作業をやる人向けの端末になったということなんです。
今までは、アマチュアでもちょっとの快適性を求めてMacBook Proを購入するという選択肢があったように、MacBook ProとMacBook Air棲み分けが曖昧だったように感じています。
MacBook Airでは少し能力が足りなくて、MacBook Proでは少し大袈裟だけと仕方ないという感じだったのが、今回の発表でMacBook Airでほとんどの人は満足できて、一部のプロフェッショナルはMacBook Proを購入するという線引きがはっきりしました。
そう考えると、MacBook Proの金額の高さも理解できます。
MacBook Proを購入するようなプロフェッショナルは経費で購入するので、多少の金額の高さはあまり関係ないからです。
金額が多少高くてもその端末を使って完成させる仕事ですぐに取り戻してしまう金額感の仕事をしている人が購入するというイメージなんですね。
それ以外の方はMacBook Airで十分ということです。
それをあの発表会で理解したコータローは発表会のすぐ後にM1 Macbook Airを購入しました。
M1 Macbook Airのレビューは別記事で書きますが、これで周辺機器(別途ディスプレイを購入予定です。)が揃えばワークフローが一気にアップグレードされ、仕事の生産性が一気に向上する予定です。
本日のコータローの感想
新型MacBook ProはこれからのAppleの末恐ろしさを感じさせるとともに、端末ごとの明確な棲み分けを決めた大きな転換点だと思いました。
来年発表されると言われているM2チップを搭載したMacBook Airではおそらく筐体デザインが一新され、エントリー向けMacBookの性能も強化されると思います。
その時にはもしかしたら筐体サイズも以前の12インチMacBookに近づくかもしれません。
最新デザインのMacBookがほしくて、でもプロ向けの性能までは必要ないというユーザーは来年のMacBook Airまで待つのも有りかもしれませんが、次回記事では、今M1 Macbook Airを購入するということの素晴らしさを記事にする予定ですので、お楽しみに。
というか、M1 MacBook Airの機動力、処理能力、気持ちよさがブログの更新意欲を高めてくれそうです。